大木先生と歩く寺山散策に参加してきました!!

公開日 2021年10月09日(Sat)

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本日午後から,吉野兵六会主催で,大木先生と歩く寺山散策がありました。鹿児島大学名誉教授の大木公彦先生をフィールドワークの講師としてお呼びし,寺山周辺の散策を行いました。今年度吉野地域の活性化を進めるワークショップの一環です。IMG_2964

 今回はふれあい公園に集合し,寺山古道を登り,寺山展望台に昇りました。本校からも生徒が参加しました。他には吉野東中の生徒や校長先生,吉野兵六会の方々,よしのねぎぼうずの永山さんなどが参加して,大木先生の地質学の話や,中野町さんや櫻井さんの興味深い話など,とても面白く伺いました。

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 寺山展望台で大木先生から,錦江湾奥には今から3万年前に,大きな火山があり,それが噴火して,大きなカルデラとなったことや,そのあと隆起して今の吉野台地が出来たことなど,台地は断層で区切られ,棈木川(稲荷川)が流れていること。左岸は台地だが,右岸はシラスが堆積した地形であること。関吉の疎水溝の取水口の辺りは,奇跡的に両岸とも岩盤で,そのため堰が出来た,そのため取水口として利用されたのとことである。また今の国分姶良の辺りは大きな湖で,志布志の辺りは海が流入し錦江湾とつながっていて,南の方は島になっていた。鹿児島市内はほぼ海の中で,高速道路辺りが海岸線だったそうである。そういった話を要所要所でなされ,話は尽きることが無かった。

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展望台で桜島をバックに記念撮影。当日は少し日差しは強かったが,秋晴れの気持ちの良い1日でした。