分類

  • 2021年11月27日(土)

    修学旅行2日目 その1 錦江楼での朝食

     本校2年生は,鹿児島・指宿方面に1泊2日の日程で,修学旅行に行ってきました。

    2日目 11月26日(金)錦江楼での朝食

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     2日目の朝。快晴。しかも11月下旬なのに,最高気温19℃。少し風は寒く感じますが,日が照っていて,最高の1日になりそうです。

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     はじめに,旅行の添乗員の方から,本日の日程の説明です。しおりを各自持ってきて,メモします。

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     昨日の夕食に引き続き,豪華な朝食です。很好吃!(とてもおいしい!)

     このあと,食べ終わった人から,順次部屋に戻り,出発準備です。

     そしていよいよ,今回のメインイベント,指宿大好き体験です。

     

  • 2021年11月27日(土)

    修学旅行1日目 その3 錦江楼での夕食

     本校2年生は,鹿児島・指宿方面に1泊2日の日程で,修学旅行に行ってきました。

    1日目 11月25日(木)錦江楼での夕食

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    さあいよいよ,指宿のこらんの湯錦江楼ホテルに到着。写真は朝撮ったものです。

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    ついで、夕食会場で、ホテルの方からご挨拶。

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     食事会場では,アクリル板で仕切られ,手指消毒など感染対策を十分に行っています。食事も豪華で,みんな大満足でした。

     食事のあと,今夜から明日朝にかけての日程の説明がありました。

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     食事のあとは,「つむぎんちゅ」による奄美島唄体験です。初めにノンスタイルやオードリーさん等と同期の吉本新喜劇の芸人さんが前説?をされ、その話芸に引き込まれました。

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     男子生徒を舞台に上げ,2人で即席の漫才が始まりました。島唄の説明から,話は日本人の奥ゆかしさの話へ。好きな人に告白するとき,直接好きとは言わないのが「粋(いき)」だとのこと。そこから漫才の設定へ。「好きな女の子がいます。どんな風に告白する?」「じゃあ,俺が彼氏役するから,お前は女の子の役をやれ」。2人とも急に組んだとは思われないほど,クオリティーの高い漫才で,息ぴったり!! 会場は大盛り上がりでした。

     そのあと,本番の奄美島唄です。

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    素晴らしい歌声でした。今日は本当に楽しい1日でした。

  • 2021年11月27日(土)

    修学旅行1日目 その2 テーブルマナー

     本校2年生は,鹿児島・指宿方面に1泊2日の日程で,修学旅行に行ってきました。

    1日目 11月25日(木)テーブルマナー

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     午後は城山ホテルで豪華なコースメニューです。みんな自信無げで周りを確かめながらです。

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     スライドを使って,テーブルマナーについて分かりやすく,解説していただきました。

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     豪華なフルコースメニューが次々に運ばれてきます。メインは肉料理(ビアンド)から。豚肉の煮込み,温野菜添えデミグラスソース。

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     食事のあと、卒業生の講話をいただく予定でしたが、ここでサプライズ。2年前の卒業生の服部さんにも挨拶してもらいました。

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     ついで、橋本さんから講話。在籍中は、野球部で、普通科7クラス、国際教養科2クラスあったそうです。ホテルの1級の資格をもち、国賓クラスのお迎えをされたことがあるとか。高校生には今を一生懸命楽しんで頑張って下さいとのことです。皆熱心に聞いていました。

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     このあと,ホテルの中庭で,桜島と噴水をバックに,クラス写真をとりました。すごくいい景色です。感動的です。

  • 2021年11月26日(金)

    修学旅行1日目 その1 オンライン交流

     本校2年生は,鹿児島・指宿方面に1泊2日の日程で,修学旅行に行ってきました。

    1日目 11月25日(木)オンライン交流

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        初日は大ゼミで、台湾の大同高級中学と、オンライン交流をしました。

     入念なリハのあと、いよいよ始まりました。はじめに,台湾側が作成した,オンライン観光です。まるで実際に現地に行ったかのような演出です。

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    オンライン観光のあと、教頭先生の団長挨拶。

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    ついで、生徒代表挨拶。二人で日本語と中国語を分担し見事に出来ました。

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    そのあと6班の事前学習の成果を、ビデオで流しました。

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    そのあと質問タイム。Q1台湾で有名な日本人は誰ですか。A1 福原愛だそうです。

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     まずこちらから,日本語と中国語で質問。同時に書かれた紙を提示するという方式で行いました。画面上はミラーになっています。

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     Q2 クラスで一番面白い人は誰ですか。A2 劉さんだそうです。名前だけの紹介で物足りなかった?

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    Q3 夜市(屋台)でおいしい物はなんですか。A3 臭豆腐だそうです。何となくこちらの男子生徒の方が面白そうです。

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     ついで,相手方の大同高級中学からの挨拶です。学校代表,生徒代表挨拶がありました。

     続いて,相手方のプレゼンです。

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     学校のある中山北路,台湾のスイーツ「珍珠奶茶(タピオカミルクティー)」について

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     最後に,大同高級中学の校長先生の挨拶。

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     このあと,荷物を持って,バスに乗り込み学校出発,城山ホテルへ向かいます。

  • 2021年11月23日(火)

    世界遺産の旧集成館ガイドマップが完成しました!!

    東高校集成館ガイドマップ

    東高校集成館ガイドマップ[PDF:863KB]

     

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     今年度当初から,本校は吉野兵六会主催で,世界遺産観光ガイド作りに取り組んできました。近隣の中学・高校で,鹿児島の世界遺産について分担し,関吉の疎水溝は吉野中学校,寺山の炭窯跡は吉野東中学校,そして本校は旧集成館を担当しました。8月に仙厳園(旧集成館跡)に下見に行き、学芸員の岩川さんにガイドを受け,事前勉強をしました。今回11/23の心岳寺詣りに併せて,観光ガイドをすることになり,その際にガイド動画のQRコードを埋め込んだガイドマップを作成し配布することとなり,それがついに完成しました。詳しくはPDFをご覧ください。

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     8月の下見の様子です。みなさん一生懸命に話を聞き,メモを取っています。

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  • 2021年11月19日(金)

    フレッシュ研修の他校種研修です!!

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     今回は,鹿児島養護学校から4人の先生方が,フレッシュ研修(初任者研修)の他校種参観ということで,本校にいらっしゃいました。

     これは,3年生の韓国語会話の授業です。

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     机間巡視をされて,授業の様子を参観されていました。

  • 2021年11月18日(木)

    校歌の研究 その14 ~黒髪中学校

    黒髪

    1.明けゆく空に噴きあぐる 神秘の力思う時 若き生命の火と燃ゆる 希望ははるか人の世の 真理求めて学びつつ ともに励まん黒髪の 若人集う中学校 2.ゆうべ静かに溶岩の つき立つ偉容仰ぐとき 若き生命のみなぎれる 理想は高しとこしえの 平和求めてむつびつつ ともに励まん黒髪の 若人集う中学校

     黒髪中学校は、東桜島村立東桜島中学校の黒髪分校として昭和22(1947)年に開校しました。25年鹿児島市編入に伴い、鹿児島市立となり、29年東桜島中から独立しました。校歌制定は未詳です。作詞は田中静哉、作曲は迫田武資です。田中氏については未詳ですが、迫田氏は県内の多数の校歌を作曲されています。旧喜入中、根占中、宮小、伊敷小、徳光小、住吉小、三島小、羽月小、南永小、伊作小、漆小、荒川小、中名小ほか鹿屋市民歌や十島のうた等です。
     さて歌詞について。まず歌詞が2番までなのは当校と福平中のみです。東桜島中の回で述べたように、歌詞に共通の特徴があります。それは桜島の語は使わずに、それを形容して表現する言葉があることです。
     1番で、「明けゆく空に噴きあぐる」「若き命の火と燃ゆる」、2番の「夕べ静かに溶岩の」「つき立つ偉容仰ぐとき」等、間近に見る目線で桜島を表現しているところが素晴らしいと思います。

    黒髪地図

     

     

     

  • 2021年11月16日(火)

    校歌の研究 その13 ~東桜島中学校

    東桜

    1.山にのぞめば山のこえ 海にのぞめば海のこえ 山と海とが呼び合う中に 友愛の花咲きかおる 我等の東桜島中学校 2.朝の光は歌を呼び 夕べの光はにじとなる 明るい窓よこの学び舎に 今日も希望の鐘がなる 我等の東桜島中学校 3.固い岩根にゆるぎない 心とからだ鍛うれば 空にそびゆるいらかの波は 高い理想の道しるべ 我等の東桜島中学校

     東桜島中学校は、東桜島村立東桜島中学校として昭和22(1947)年創設され、同時に黒髪分校も設置されました。25年鹿児島市編入に伴い、鹿児島市立となりました。校歌制定は未詳です。作詞は久保けんお、作曲は津曲とおるです。両氏については、それぞれ吉野中、天保山中の所で紹介しました。
     さて歌詞について。桜島には当校と黒髪中、桜島中の3中があります。いずれも作詞者は異なりますが、共通するのは桜島の語は使わずに、それを形容して表現していることです。桜島にある学校ならではです。
     1番で、山(=桜島)と海(=錦江湾)とが呼び合うと表現し、2番では朝の光と夕べの光を対比させ、学び舎に希望の鐘がなると表現します。3番では全体で、桜島を表現し、「固い岩根=心と体を鍛える」、「いらかの波=高い理想の道しるべ」と桜島の存在そのものを前面に強調します。当校にとってシンボル的存在であることが分かります。ちなみにいらかの波とは、「文部省唱歌 鯉のぼり」(大正2年成立、「屋根より高く~」ではない方です)に出てきますが、文語的表現で、いらか=瓦が重なっている様子が、波のように見える比喩として使われます。ここでは「空にそびゆるいらかの波」と言っているので、やはり桜島のことを指しているのではと思います。

    東桜地図

     

  • 2021年11月15日(月)

    校歌の研究 その12 ~河頭中学校

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    1.花咲きにおう山峡に 緑の風は朝をよぶ 学びの窓に眉あげて 励まんわれら河頭中学校 2.流れも清き甲突の ほとりに生いし君とわれ 若き命はひと筋に 結ばんわれら河頭中学校 3.世紀の歩みほがらかに 正しく強く行くところ 高くもすむか自治の鐘 求めんわれら河頭中学校

     河頭中学校は、伊敷村立河頭中学校として昭和22(1947)年創設され、現在の地に本部、犬迫小を第一教場、小山田小を第二教場、皆与志小を第三教場として開校しました。25年鹿児島市編入に伴い、鹿児島市立となりました。校歌制定は未詳です。作詞は高城渓水、作曲は林幸光です。両氏については、それぞれ長田中、鴨池中の所で紹介しました。高城氏は小山田町の出身なので、小山田小・河頭中は母校なのかもしれません。また雅号の渓水は甲突川に因むのではと思います。
     さて歌詞について。まず1番の山峡です。これを読める人はなかなかいないと思います。これは熟字訓で漢字2文字で、「やまかい」と読むそうです。意味は山と山との間という意味です。これで一気に情景が浮かびますし、同時に雅趣あふれる歌詞となっています。ついで「甲突のほとりに生いし君とわれ」も素晴らしいです。下の地図で見る通り、3教場及び本部と甲突川は一体となっており、歌詞はよくその位置関係を示しています。3番では「世紀の歩み」「高くもすむか自治の鐘」(「澄むか」でしょうか)と理想に燃えた学校としての使命を表現したものとなっています。全体的に作詞者高城氏の詩情にあふれ、郷里に対する愛情のこもった歌詞で、素晴らしい校歌だと思います。

    河頭地図

     近隣の中学校と当校との位置関係や、本部・3教場(犬迫小、小山田小、皆与志小)及び甲突川の位置関係も示してみました。

  • 2021年11月14日(日)

    校歌の研究 その11 ~伊敷中学校

    伊敷中2

    1.常磐の翠城山に 希望の旭おどる時 桜島峰のさん然と 清気新たな大理想 仰ぐこの幸この誇り ああ我が伊敷中学校  2.小野の群山玉里に 平和の入り日映ゆる時 師友の愛護麗しく 自由華さく学園を 結ぶこの自主この力 ああ我が伊敷中学校  3.流れゆたかな甲突きの 水上遠くたゆみなく 真理の泉汲まん時 みよ常若く健やかに 伸びるこの業この教え ああ我が伊敷中学校  4.今や民主の光得て 歴史新たな海中に 文化の祖国建てん時 見よ盛上る勤労に 振るうこの意気この創意 ああ我が伊敷中学校 

      伊敷中学校は、伊敷村立伊敷中学校として昭和22(1947)年創設され、25年鹿児島市編入に伴い、鹿児島市立となり、26年鹿大教育学部代用付属校となりました。校歌は23年に制定されました。作詞は池上喜一、作曲は田中義人です。作詞担当池上氏は当時の国語教員だったのか未詳ですが、郡山中、上甑中、大馬越小、紫尾小、柊野小等多数の校歌を手がけています。作曲担当の田中氏は県を代表する音楽家で、先に紹介した『武田恵喜秀の88年』によると、バイオリンが専門で、鹿児島第一師範学校教諭を勤めています。武田の先輩にあたり、いつも「兄貴」と尊敬していた間柄で、共に昭和8年に鹿児島室楽協会を作り、戦後いち早く武田が鹿児島の音楽のためにピアノリサイタルを開いた時は駆けつけ、28年に鹿児島管弦楽団の結成にも携わりました。県合唱連盟理事長や南日本音楽コンクール創設にも武田と共に主導しました。
     さて歌詞について。多くの学校が歌詞3番までですが、市内40中のうち吉田北中と当校のみ歌詞が4番まであります。令和3年5月5日付南日本新聞の「校歌の風景」27「伊敷中学校」から、抜粋しながら引用します。
     校歌は長いためか2番までしか歌われず、3・4番の存在すら知らない生徒もいるそうです。1番には新時代の幕開けを感じさせる希望、清気新な大理想、2番以降は自主、健やかになど主体的で健全な成長を願う言葉が出てきます。2番の師友の愛護は研究校として教師が自己研さんし、生徒とともに伸びようとする学校の姿勢と重なるということです。
     校歌の構成から考えてみます。1番は希望の旭とあるので、東側を指し、城山や桜島を配置しています。2番は平和の入り日(伊敷の由来に関連しています。下記参照)とあり、西側を指し、小野の群山、玉里を配置しています。1・2番が山や平野であるのに対して、3番は甲突川、4番は海(錦江湾)で川や海を配置しています。1番の常磐の翠は常緑樹のことで、城山の木々を歌っています。先の記事では当校のスクールカラーになっているそうです。また当校の学校便りの名称としても使われており、常磐の翠がシンボルとなっています。そのためか校内はユーカリやクスノキなど80本の木々が植えられ、校舎は緑に囲まれています。1~3番が自然を主に歌うのに対して、4番は一転して、「民主の光、歴史新たな、文化の祖国建てん時、盛上る勤労」と、戦後日本の再スタートを高らかに歌い上げており素晴らしい校歌となっています。

    伊敷地図

     伊敷の由来は「印色入日子命(いにしきいりひこのみこと)」を祀る伊邇色神社(いにしきじんじゃ)の伊邇色がなまり、「伊敷」という地名になったとされています。南北朝時代に上下に分かれ、上伊敷村が成立しました。江戸時代は鹿児島近在(鹿児島城下に近い村)の内「遠名」とされ、昭和25(1950)年に鹿児島市に編入され、同市伊敷町となりました。S43年鹿児島開発事業団により、伊敷団地建設が着工され、S52年完成(西伊敷1~7丁目新設)。S61年鹿児島市最後のマンモス団地として、伊敷ニュータウン建設が着工、H14(2002)年住居表示実施(伊敷台1~6丁目新設、H17年に7丁目新設)されました。団地造成により、中学校も新設されたようです(S49緑丘中,H4伊敷台中学校新設)。