分類

  • 2021年09月18日(土)

    日本史おすすめ本 その14

      これから週末に,日本史にまつわる本を紹介していきたいと思います。

    日本史おすすめ本 (14)

  • 2021年09月13日(月)

    学校周辺の史跡 その10 ~皷川のお地蔵さん

     本校生徒がいつも使うバス路線で,鹿児島市内方面から、バスで皷川・吉野方面へ上っていくと、一つ目のカーブを過ぎた道路右側に、赤い屋根のほこらが目に付き、そばに地蔵菩薩が見えます。

    鼓川の地蔵菩薩

     江戸後期の地誌『三国名勝図会』によると、ここは「智恵光院」のあったところで、もと坊津の一乗院の末寺で真言宗のお寺ということです。本尊は地蔵菩薩(聖徳太子作とされる)で、16世紀末の文禄年中に近衛信輔が薩摩の坊津に流された時、春日・天満の2社を下伊敷村に創建し、その別当寺(神社を管理する寺)として建てられたとか。そのあと江戸中期に一乗院の堯周が現在地に移したとのことです。地元の皷川町内会の方の話では、大変ご利益のある地蔵菩薩で、そのご利益のためか、この道路はカーブも多く、道も狭いわりには、事故が少ないそうです。また、毎年、7月24日は、あいご会の子供たちが灯籠の絵を描き、六月灯を行っているということです。

  • 2021年09月12日(日)

    鹿児島養護学校から,交流の感想が届きました!

     今年は鹿児島養護学校との交流は,お互いの学校の様子をビデオで収め,それを交換して視聴して,感想をまとめるという形で実施しました。先日届いたものを載せたいと思います。

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     次に各クラスの分を載せたいと思います。名前が書いてあるところは伏せさせていただきました。

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    1年1組からです。

    1-2

    1年2組からです。

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    1年3組からです。

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    1年4組からです。

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    3号棟校舎階段踊り場掲示板に掲示していますので,ご覧ください。

     

     

  • 2021年09月06日(月)

    第3回 就職模擬面接の様子です。

    9月6日(月),9月7日(火)の2日間,第3回目の模擬面接を実施します。

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     本来は,例年鹿児島東ロータリークラブの方に,面接官をお願いしていますが,今回はコロナ感染状況を鑑みて,急遽本校職員で実施することになりました。

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     入退室に始まり,礼法,あいさつ,返事に至るまで,夏休みに練習してきた成果を発揮します。質問も,自己PR・志望理由だけではなく,重ねて質問したり,履歴書から質問したりします。どんな質問にも堂々と答えれるようにしましょうね。

  • 2021年09月05日(日)

    日本史おすすめ本 その13

      夏休み期間に本の紹介をしてきましたが,これからは週末に,日本史にまつわる本を紹介していきたいと思います。

    日本史おすすめ本 (13)

  • 2021年09月04日(土)

    学校周辺の史跡 その9 ~橋之口城

    橋之口城

     実は本校の場所そのものが,史跡です。上図のように,室町時代の島津氏の拠点だった「清水城」(現清水中学校及びその北側の山地)の支城の「橋之口城」(現在の住所表記で,東坂元3丁目の地域。)だったのではないかとされています。

     現在本校のある葛山、東坂元3丁目の地域は、室町時代には橋之口城と呼ばれ、清水城(現清水中の裏手)北側の「搦め手口」(城の裏門)にある山城です。名称は実方橋に因むのではとされます。
     清水城は、1387年島津家7代元久が築き、以後14代勝久に至る約160 年間、薩摩・大隅・日向の守護の拠点として鹿児島本城と言われました。平城と山城で構成された清水城の城下には、武家屋敷や寺社・町屋がひろがり、かごしまの町(上町地区)の発祥となりました。山城部分は、北側を吉野台地と堀切(空堀)で区切られ、東側は稲荷川に沿う断崖で、西側は鼓川の広い谷で守られています。台地を東西に分ける堀切は、東側の主曲輪群を防衛するとともに、通路としての役割をもつ壮大な空堀となっています。平城部分には、守護所としての屋形があり、正面十二間(約21m)の巨大な御主殿や御前様屋敷・厩(馬屋)などが建っていました。1550年、15代貴久が内城(現大龍小学校)を築いて居城としたため、清水城は空城となりました。屋形跡には大乗院が建てられましたが、1869年に廃仏毀釈で廃寺となりました。現在は清水中学校となっています。

    清水中と本校の位置

     こうしてみると,両者の位置関係がよく分かります。島津氏はふだんは屋形(現清水中)で政務を執り,いざ合戦となれば,裏手の山城にこもります。橋之口城はさらにその北側にあたり,裏門を守る位置にありました。本校のある場所が,島津氏の歴史に関わっていたことが分かります。

     その後島津氏は15代貴久の時に,内城(現大龍小学校)に移り,その後18代家久(薩摩藩初代)の時に鶴丸城を造って移ります。

     

  • 2021年09月03日(金)

    日本中国友好協会の新聞に載っていました!!

     去る6月9日に本校で実施された,中国総領事館との交流についての記事が,日本中国友好協会の機関誌「日本と中国」2021.8.1付の2255号に掲載されていましたので,紹介します。

    領事館との交流 

     最後,九州ブロックのオンライン会議でも紹介していただけるとのことです。ありがたい話です。

  • 2021年09月01日(水)

    2学期始業式です。

    今回は,コロナ対策のため,1・3年生のみの分散登校で,リモートによる始業式となりました。

    まずはじめに,表彰紹介です。

     中国語検定 準4級 3年生:油田愁,荒木乃亜,印口七華,

       小山田安那,福元香琳,村上愛結,2年生:峯山萌の計8名

     全商 珠算・電卓実務検定  1級 3年生:村上愛結,黒木凜樹 

     全商 ビジネス文書実務検定 1級 3年生:黒木凜樹

     日情検 プレゼンテーション作成検定 1級 2年生:峯山萌

     

    ついで始業式です。

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     はじめに,学校長式辞。1学期終業式で話した3つのrについて。本校校歌作詞者の椋鳩十さんの話。椋鳩十は幼少期に落ち着き無くいたずらっ子だったが,学校の先生に紹介された「アルプスの少女ハイジ」が転機となった。読書の大事さ。気づきと自覚が大事,大人への一歩である。挑戦→成功→自信につながる。

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     生徒指導部より。オリンピックの話。やる気はやり始めないと出ない。県の相談通報窓口を活用してください。ラインに友達登録してくださいとのこと。中間服について。

     進路指導部より。今年の求人状況について。全体としては求人数は増えている。県外は2年前より多いが,関東はそこまではない。県内は事務職は2年前と同じぐらいだが,サービス業や販売業は去年よりさらに少ないなど,業種により異なっている。

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     保健部より。デルタ株は従来株より2倍以上の感染力で,今まで以上に厳格にしないといけない。不織布マスク着用。換気。健康管理チェック表。昼食は向かい合わず,自席で,黙食をすること。

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    生徒は各教室で視聴します。

     

     

     

  • 2021年08月31日(火)

    県高校音楽コンクールで,銀賞を受賞しました!!

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     8月17日(火)第45回鹿児島県高等学校音楽コンクール金管・木管楽器部門が,霧島国際音楽ホール(みやまコンセール)にて開催されました。本校2年生,新田彩乃(にったあやの)さんが,Tubaという大きな楽器で出場しました。

     伴奏者を新田さんの中学校時代の顧問である遠矢圭祐先生(写真中央)が,指導を本校の卒業生で同じTubaを吹いていらっしゃった橋口順一先生(写真右側)が引き受けてくださいました。「人の縁」というものは,本人のChallengeしようという強い気持ちが引き寄せます。お二人とも,新田さんの真面目さに呼応するように,熱心に指導してくださいました。1ヶ月という短い期間の中で,新田さん自身が実感できるほど技術は伸び,本番を迎えることができました。

     コンクールの結果は銀賞でしたが,この夏,新田さんが得たものは金賞以上だったことでしょう。今後の活躍が楽しみです。そして,生徒の可能性を伸ばしてくださったお二人の先生方に心より感謝いたします。

     東高校生のみなさん,そして,東高校に興味を持っている中学生の皆さん。この東高校でChallengeして,気づかなかった新しい自分にchangeしてみませんか。

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     会場となった,霧島国際音楽ホール(みやまコンセール)です。

  • 2021年08月29日(日)

    学校周辺の史跡 その8 ~関吉の疎水溝

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    疎水溝地図

     本校の最も一番近くにある「世界遺産」は、「明治日本の産業革命遺産」の構成遺産の中の「関吉の疎水溝」 です。疎水溝は関吉の取水口から実方を通り、大明丘、雀ヶ宮、落し、磯の仙厳園のところまで続きます。  

     稲荷川の上流、関吉から磯までの約7kmおよぶ用水路である。元は島津家21代吉貴が隠居した頃に造られたとされる。28代斉彬は集成館事業のためにこの用水の流路を一部変更し、動力源として利用した。今でも実方橋の手前まで農業用水として利用されている。平成27(2015)年に世界遺産「明治日本の産業革命遺産」として登録された。稲荷川上流で水をせき止め、取水した水を約7kmにわたって運ぶ疎水溝を、高低差の少ない吉野台地上につくるには、水路を一定の傾斜で築く必要があり、きわめて高い技術が要求された。こうした困難を克服して疎水を引き、疎水の端部にあたる磯の裏山に貯水池を設けて水路・懸樋(かけひ)で落とされて、運ばれてきたた水が工場群の動力や用水に利用された。疎水溝は、昭和46(1971)年頃の大明丘団地造成によって埋められ、現在は実方橋の手前で途絶え、約3kmが現存するのみである。

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     平成30(2018)年10月18日(日) 大明丘地域コミュニティ協議会の方から依頼を受け,ウォーキング大会で,本校生徒が,関吉の疎水溝のガイドを行いました。スタート地点の大明丘小学校で、はじめに開会式と疎水溝のガイドを行いました。

     疎水溝の取水口から、磯までの水路を、地図を貼り合わせて作成し、たたみ3枚ほどにまとめました。大明丘小学校の子どもたちもたくさん参加していましたので、クイズ形式で行いました。

    181018疎水溝ガイド

     上の写真は、協議会便りに載せられたものです。

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     総勢70人程で、疎水溝をたどって、取水口の方まで歩きました。

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     現地で、ガイドの方の説明を聞きました。そのあと記念写真をとって、稲荷川添いを通って帰りました。

     なおガイドで使用した疎水溝のパネルは、その年の本校の文化祭でも掲示しました。