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2021年8月22日

  • 2021年08月22日(日)

    学校周辺の史跡 その6 ~実方橋

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    (上)現在の実方橋の写真です。平成5(1993)年のいわゆる「8・6水害」以後掛け替えられました。

    (下)流される前の実方橋の写真です。

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    実方周辺地図

     地図の出典:西元肇『吉野台地の史跡 石碑・石塔を読む』(1999.8)

     本校から、実方方面に向かって進むと、実方橋が見えてきます。今まで紹介してきた史跡を、西元さん作成の地図で確認してみてください。

     実方太鼓橋は、江戸時代「東目筋」と呼ばれる、鹿児島と重富方面を結ぶ重要な道路にかかる橋として大切な役割を持っていた。しかしいつごろだれが作ったかについては橋に銘もなく分からない。昭和61(1986)年鹿児島市が学術調査をしたが、年代・作者は不明で、江戸初期と言われている。当初は木橋だったが、のち石橋に改められたのではないか。平成5年(1993)のいわゆる「8・6水害」で流出し、同7年3月新しく鉄筋コンクリートの橋が架けられた。
     また以前触れたが、平安中期の歌人藤原実方の歌「いかにせむ久米路の橋の中空に渡しも果てぬ身とやなりなむ」に因んで、この橋を実方橋といい、周辺の地名になったのではないかとの説がある。
    「久米路の橋」は「役の行者が神に命じて、大和の葛城山から吉野の金峰山まで架け渡そうとしたという伝説上の橋。葛城の神が夜間しか働かなかったために完成しなかったという」との故事から、多く和歌で自分の恋が成就しないことの例えとされる。

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    七海3

    平成29(2017)年9月30日 観光ガイドで、本校生徒が実方橋についてガイドしています。このミニツアーに参加された方は、とても熱心に聞いて頂きました。

2021年8月21日

  • 2021年08月21日(土)

    学校周辺の史跡 その5 ~平田可竹庵跡

     本校から、実方方面に向かって進み、実方橋を渡る手前で左に曲がり、20mほど進むと、左手が平田可竹庵跡になります。

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    (上)道路を挟んで両側一帯が可竹庵跡です。特に説明板はありません。(下)右手の高台を、坂の上から見た写真です。

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     城山の近くに薩摩義士碑がある。江戸中期の木曽川治水工事を担当した、有名な家老平田靭負ら薩摩藩士の顕彰碑である。実は本校の近くに、その同族でないかと思われる人物の、平田可竹(宗弘)が、晩年過ごした跡があるのだ。
     戦前の吉野の郷土史家平田猛著『吉野の史蹟』に、江戸初期の弓術の達人平田宗弘の話が出てくる。宗弘の祖父は射術を日置流東郷重尚・吉田印西に学び、代々射術の達人で門弟も多数あった。宗弘はその他兵法・書画・和歌等多芸多能で、藩の吟味役も勤め、四十歳で出家し四国遍歴もしたそうだ。十八歳の頃二張の弓を同時に引いたり、百射百中を披露したりとの逸話が残る。実方橋の近くに可竹庵を作り晩年そこに住んだらしい。

     

2021年8月19日

  • 2021年08月19日(木)

    日本史おすすめ本 その9

      長い夏休みです。この期間を利用して読書してみませんか。日本史にまつわる本を紹介したいと思います。

    日本史おすすめ本 (9)

  • 2021年08月19日(木)

    学校周辺の史跡 その4 ~実方神社

    実方神社写真

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     本校から実方方面に歩き、実方橋を渡り、坂道を上ると、信号があります。そこから左ななめに進むと、実方神社があります。 

     神社の創建など由緒については、資料が何も残っていないのではっきりしたことは分かりません。天照大神、大山祇神(山の神)を祭っていて、古くから地域の産土神(鎮守の神)として崇敬されています。神殿には石造の御神体と菅原道真の木像が安置されています。明治12(1879)年に、天神山にあった天満宮の菅原道真の木像が 実方神社に一緒に祭られました。その木像の胎内に由来が次のように記されています。
     鹿児島の天神山(実方の少し北の所)に、宮之城島津家5代目久竹公の別邸がありました。久竹公は以前から学問好きで、天神山にお堂を作り、学問の神様菅原道真公の像を祭り、別邸の守り神にしようとしました。そこで江戸前期の貞享3(1686)年に、家臣の鳥居忠有が、菅原道真の像を作りお堂に納めました。実方神社の案内板には「祭神は平安時代の歌の神様である藤原実方ではないか」と書かれています。藤原実方は、源氏物語の作者紫式部とも関係があり、百人一首にも採用され、当時有名な歌人でした。

     本校の一番近くにある、学問の神様をまつってある神社です。3年生はこれから進路実現に向けて頑張りましょう。

2021年8月17日

  • 2021年08月17日(火)

    学校周辺の史跡 その3 ~別府晋介誕生地碑

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     本校から実方方面に歩き、実方橋を通り、しばらく進むと道路脇左手に四角い石を4つ重ねたものがあります。これが目印です。ここを左に曲がっていくと,途中左側に入ると第1回で案内した「御内用方跡」があり,曲がらずに過ぎると,右手に「別府晋介誕生地」があります。 

     別府晋介は弘化4年(1847)実方に生まれ、桐野利秋はいとこに当たり、この2人は実の兄弟以上に仲が良かったと言われています。
    別府は戊辰戦争で活躍し、常備隊の小隊長に任命されました。西郷隆盛を厚く尊敬していて、西郷の上京に同行したり、朝鮮半島への視察等、腹心として仕事をしました。しかし明治6年西郷が征韓論争で敗北して下野すると、別府は桐野と共に帰郷します。その後私学校の創設に尽力して若者の育成に努め、加治木郷の区長になりました。明治10年の西南戦争でも独立大隊の隊長として奮戦します。9月24日、銃弾を足に受け動けなくなった西郷が切腹を覚悟すると、別府晋介は駕籠から降りて「御免なったもんし(お許しください)」と叫びながら西郷の介錯をしました。その後、自身も岩崎谷で自決しました。31歳という若さでした。この日、死を覚悟した別府は自分の側を離れようとしない部下に「早く逃げろ」と叱った話が伝えられています。また、自身の俸給を部下に分け与えたという逸話からも、別府の人柄は公平無私であった事がうかがえます。

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     ミニツアー参加者を案内しているところです。左端のオレンジの方は本校平成11年度卒業生で、ミニツアーの企画をされました本田静さんです。

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     平成29(2017)年9月30日 本校生徒が観光ガイドをしたときの様子です。生徒会長をしていた田中君のガイドです。しっかり石碑を手で示して説明しています。

2021年8月16日

  • 2021年08月16日(月)

    平成26年度 第8回 話してみよう韓国語 全国大会第3位の記事

     南日本新聞 平成27(2015)年3月25日(水)の記事に,「話してみよう韓国語」全国大会第3位の記事が載っていました。

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     今年は,12月12日(日)に,鹿児島大会が鹿児島女子短期大学で開催される予定です。今年も本校からの参加があるそうなので,がんばってください。

     詳しくは本校HPトップ画面左下の,関連団体リンク「駐大阪韓国文化院」から,「話してみよう韓国語」「各大会のホームページ及び問い合わせ先」「第17回「話してみよう韓国語」鹿児島大会」ホームページを見てください。

2021年8月15日

  • 2021年08月15日(日)

    学校周辺の史跡 その2 ~桐野利秋誕生地碑

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     本校から実方方面に歩き、実方橋を通り、坂道を上って,信号を右に曲がると,桐野利秋誕生地碑があります。今は実方公園になっています。 

     桐野利秋は、天保9年(1838)吉野村実方で生まれた。幼少から示現流の立ち木打ちに徹し、文久2(1862)年島津久光に従って上洛し、勤王の志士として名を馳せた。西郷隆盛からも認められ、戊辰戦争では東北にまで転戦して活躍し、維新後陸軍少将となった。その後熊本鎮台司令長官、陸軍裁判所長となったが、明治6年征韓論争により帰郷し、私学校を設立し、吉田で開墾に励んだ。
     明治10年の西南戦争では、薩軍の総参謀となり大活躍したが、同年9月24日城山の岩崎谷口で生涯を閉じた。
     無学文盲と言われたがそんなこともなく、同時代の勝海舟や大隈重信にも評価されていた。また、洒落者として有名で、陸軍少将時代には金無垢の懐中時計を愛用し、軍服はフランス製のオーダーメイド・軍刀の拵えも純金張の特注品を愛用し、フランス香水を付けていた。城山で戦死した際にも遺体からは香水の香りがしていたといわれている。

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     平成29(2017)年9月30日 本校生徒が観光ガイドをしたときの様子です。写真左端がガイドの生徒です。

     

2021年8月14日

2021年8月10日

2021年8月9日

  • 2021年08月09日(月)

    学校周辺の史跡 その1 ~御内用方跡(藩の製紙場)

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     本校から実方方面に歩き、実方橋を渡ってしばらく進んでから左に入ると、御内用方跡がある。それは薩摩藩主御用として、最上質の紙を製造していた紙屋の跡である。古代の薩摩国は、税として紙を納めていた。江戸初期に薩摩藩は楮(紙の原料)の品種改良を試み、美濃国から技術者を招いたりした。また3代島津光久は、領内に楮を植えさせ、女子に紙漉きの技法を習わせ、各所に紙屋を設けさせた。そのため古くからこの地では下級武士が携わり、武家の妻女が従事していた。幕末の志士桐野利秋も少年の頃より農業を行いながら、紙漉きも従事して、家計を助け母を養っていたという。実方橋のすぐ上流の岩で、楮をたたいて柔らかくしたり、実方神社の真下の疎水溝の水を用水として利用していたらしい。楮をたたく音が、ちょうど太鼓を打つ音に聞こえ、鼓川、たんたどの地名の由来とされる。明治後も製紙は続けられ、実方紙として市内でも販売されていたとの話である。

2021年8月8日

2021年8月7日

  • 2021年08月07日(土)

    本校所在地「葛山(かつらやま)」の由来について。

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     本校2号棟4階(化学室前)から,北側を見た風景です。

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     写真中央に鳥居が見え,その上に実方神社が見えます。

     本校所在地の葛山の由来について、葛(かづら)が群生していたためと説かれることが多いが、ここでは葛城山説を考えてみたい。
     本校校舎4階から北側を見ると稲荷川を挟み実方神社が正面に見える。神社の説明板には、実方という地名は平安中期の歌人藤原実方に由来するとある。『新古今和歌集』にある実方の歌「いかにせん久米路の橋の中空に渡しも果てぬ身とやなりなん」から採って実方橋となり、周辺の地名となったとされる。
     歌中の久米路の橋は、役行者が(奈良の)吉野山から葛城山に架けようとした伝説上の橋のことだが、鹿児島の吉野から実方を挟み、本校の葛山に至る位置関係が類似している。葛山が奈良の葛城山に因むと考える所以である。こじつけと言われそうだが、周辺地域には古歌や伝説に関わる地名が多く見られ、近世初期の和歌を好む島津の殿様が、地名の名付けをしたのではないかと思われる。

     

     

     

     

2021年8月6日

  • 2021年08月06日(金)

    8・6水害ゆかりの絵「実方太鼓橋」

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     本校事務室前の廊下に,平成5(1993)年8月6日のいわゆる「8・6水害」に関する油絵が飾られている。

     その下に,絵の由来を示す銘板がある。

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     それによると,「1994(1993の誤りか).8.6」に,大雨洪水で流失した日本最古の太鼓橋(伝)を,その前年(1993とあるが,1992の誤りか)の,ちょうど1年前の同日に,栫 七子(平成6(1994)年度卒)さんが描いたものという。元PTA会長の栫 誠耕さんが1996.4に寄贈したものとのことである。

     幕末の岩永三五郎(肥後の石工)造の五石橋以前の,鹿児島の石造技術を示す,旧実方橋の姿を伝えるものとして貴重である。

     

2021年8月4日

  • 2021年08月04日(水)

    令和3年度 若者と政治や選挙を語る会に参加しました。

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     本日午後~鹿児島市役所で,若者と政治や選挙を語る会に参加しました。本校から生徒2・3年生の計4人が参加しました。

     今年度選挙コンシェルジュに選ばれた,鹿児島市内の大学生・短大生・高校生ら27人が参加し,市選挙管理委員会から,「若者の政治への関心を高めるには」のテーマのもと,最近の投票率の動向などについて説明があった後,4班に分かれてグループ討議が行われました。その中で,1.現在関心を持っていること。2.若者の政治への関心の低さの理由として,どのようなことが考えられるか。3.政治に関心を持つにはどうすればよいか。の3点について話し合われました。

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     各班年齢・校種ばらばらの座席で,付箋を用いたKJ法で意見交換・集約を行い,最後に発表するという流れでした。

     

  • 2021年08月04日(水)

    日本史おすすめ本 その4~6

      夏休みに入って1週間。長い夏休みです。この期間を利用して読書してみませんか。これから,日本史にまつわる本を紹介していきたいと思います。

    日本史おすすめ本 (4)

    日本史おすすめ本 (5)

    日本史おすすめ本 (6)

     

2021年8月3日

2021年8月1日

2021年7月31日

  • 2021年07月31日(土)

    七夕かざりです!!

    7月30日(金)

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     保健室前のフロアの一角に,七夕飾りが設置されました。生徒は思い思いの願いを短冊に書いて,飾っています。

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    中にはこんな切実な思いも!!

  • 2021年07月31日(土)

    日本史おすすめ本 その1

    7月30日(金)

      夏休みに入って1週間。長い夏休みです。この期間を利用して読書してみませんか。これから,日本史にまつわる本を紹介していきたいと思います。

    日本史おすすめ本 (1)

2021年7月30日

2021年7月28日

  • 2021年07月28日(水)

    校内タブレット研修です!!

    本日午後から,本校職員向けに,校内職員研修がありました。

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    講師は,県総合教育センター情報教育研修課の青木誠先生でした。

    基本の,ログインの仕方から始まりました。Google classroom,スライド,jamboard,Formsについて,使い方や活用法を,実際にタブレットを操作しながら,学びました。

     

     

2021年7月27日

  • 2021年07月27日(火)

    中学生1日体験入学です!!

     本校で,第1回中学生1日体験入学が行われました。昨年度から7月と8月に,2回実施しています。

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     はじめに校長先生から,本校の特色を踏まえて,あいさつがありました。

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     ついで,生徒会長の椿山さんが,生徒代表あいさつをしました。

     そのあと,第2外国語・国際交流の紹介がありました。

     その中で,中国語選択者の前生徒会長の油田さんが,中国語であいさつをしました。ついで,韓国語選択者によるあいさつと,韓国語verの歌の披露がありました。

     最後に,生徒会が作成した,学校紹介ムービーです。毎年更新して作成しています。開校式のあとは,教室に分かれて,授業体験です。

     

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     中国語の授業です。本校の非常勤の中国語の先生です。本校では2年次から第2外国語として,中国語・韓国語・英会話の中から1つ選び,3年次まで2年間学習します。得意な生徒は流ちょうにしゃべれるようになりますよ。

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     商業の授業です。本校は普通科の学校ですが,商業科の授業が受けられます。商業系の資格もたくさん取得できて,それをいかして就職・進学していきます。

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     韓国語の授業です。本校の非常勤の韓国語の先生です。本校には中学生の時から,韓国語に興味を持っている生徒が,本校に入学して,検定やスキット大会に積極的に参加しています。一方で全く未経験の段階から,卒業段階にはすらすら話せるようになる生徒もいます。

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     家庭科の授業です。本校には文理・教養・総合の3つのコースがあり,総合コースは情報系・保育系・食物系・芸術系の授業があります。今回は本校3年生が,アシスタントを務めています。

    次回は,8月24日(火)です。今回参加できなかった方は,ぜひ参加してみてください。

     

     

  • 2021年07月27日(火)

    夏季課外です!!

    7月21日(水)から,夏季休暇課外がスタートしました。3年生は全生徒対象で,1・2年生は希望者のみで行います。

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    3年生の課外の様子です。3年生は進学1班,2班,就職班の3つに分かれ,それぞれ国・数・英,小論文,一般教養,面接練習等を行います。

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    1・2年生は,国・数・英3科目です。

2021年7月26日

2021年7月22日

  • 2021年07月22日(木)

    世界遺産観光ガイドのフィールドワークです。

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     世界遺産観光ガイドボランティアについて,昨年度から参加していますが,今回は自分たちで,担当の旧集成館にフィールドワークに参加しました。2年生を中心に13人で参加しました。

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    昨年度に引き続き,仙巌園の学芸員の岩川拓夫さんに解説をお願いしました。

    生徒はメモを取りながら熱心に聞いていました。

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     反射炉前では,通気口の説明がありました。鉄を溶かすのに1500度以上の高温を作り出さないといけないので,湿気があると高温が出せないので,通気の仕組みがあるとの話でした。

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     旧機械工場の前で説明です。この中には船や紡績機械等の部品を作っていたとの話でした。生徒たちは,ここでもメモを取り,質問をしていました。

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     最後に道路を渡って,旧鹿児島紡績工場技師館(異人館)の見学です。ここにいたるまでの道路や,ジョイフル,コンビニ,スターバックスが建っている辺りも,工場跡地で,世界遺産の範囲ということです。

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     異人館の中です。ガラス窓は当時のガラスで,中の気泡は当時の空気を蓄えているとか。またこの建物は鹿児島の人々がヨーロッパ風をまねて作ったもので,ところどころ奇妙なところがあるとの話です。例えば,日本家屋のふすまの取っ手の高さに,ドアノブがあってとても低かったり,ドアの構造が分からず,あとで削ったりした部分があったりします。生徒たちはとても驚いていました。

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     最後に,鹿児島紡績所跡地で記念撮影。日本の紡績工場が鹿児島から始まった記念の場所です。

     今後は夏休み期間中に,それぞれ自分たちのパートで,テーマを設定して,観光ガイドを作っていきます。9月に完成させ,パンフレットを作成し,10月と11月に吉野である祭りの際に,ガイドを披露することになります。

     

     

2021年7月21日

  • 2021年07月21日(水)

    PTA講演会「思春期のこころの理解と関わりのコツ」

    7月20日(火)15:30~パソコン室

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    職員研修に引き続き,持留先生に,PTA講演会をお願いしました。今度は保護者向けに,カウンセリングとは何か,思春期のこどもとの関わりについて。くわしくお話いただきました。反抗期についてどう捉えるか,否定的に考える必要はありません。親がしっかり育ててくれた証しであるとのこと。最後に思春期のこどもに向き合う覚悟と心構えについて講話をいただきました。

     

     

  • 2021年07月21日(水)

    職員研修「ゲートキーパーについて」

    7月20日(火)14時~パソコン室

    「SOSをキャッチし,必要な支援につなげる~ゲートキーパーとして教職員が知っておくこと~」

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     今年度から,本校のスクールカウンセラーを務めていただいている,臨床心理士・公認心理師の持留健吾先生が講師です。持留先生は鹿児島県鹿屋市のご出身で,高校卒業後佐賀大学,広島大学大学院に進学後,東日本大震災後の派遣カウンセラー,宮城県でのスクールカウンセラー等を経て,今年度から鹿児島県にお勤めです。

     ゲートキーパーとは,悩んでいる人に,気づき,声をかけ,話を聞いて(傾聴),必要な支援につなげ,見守る人のこと,です。教師の役割,こどもを取り巻く環境,ゲートキーパーとしての教職員についてお話いただきました。後半は,若年層の自殺の実態として2020年度は例年より増加し500人ほどあり,その原因は学校問題,家族問題,健康問題。男女差があり,男子は学業不振・進路の悩みが多く,女子は精神的(うつ等)が多いとのこと。こどもへの声かけの仕方として「TALKの原則」,Tell(言葉に出して心配していることを伝える),Ask(「死にたい」という言葉について率直に尋ねる),Listen(傾聴),Keep safe(安全確保)とのことでした。

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  • 2021年07月21日(水)

    令和3年度 1学期 終業式です。

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    令和3年度 1学期終業式です。学期の節目と言うこともあり,終業式・始業式については,感染対策をしっかりとった上で,体育館で実施しました。

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    はじめに表彰式がありました。K1(朝学習での漢字テスト)の表彰,英検2級,韓国語検定4級,クラスマッチ表彰がありました。

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    次いで旧生徒会会長油田さんのあいさつです。

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    新生徒会役員の任命式,新会長椿山さんのあいさつです。

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    新生徒会役員のメンバーです。今年度の生徒会をよろしくお願いします。

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    引き続き終業式です。

    はじめに校長先生のあいさつです。

    鹿児島市春日町出身の森有礼(初代文部大臣,薩摩英国留学生の1人)の話。3つのr(review(復習),regular(規則正しい生活),read(読書)が大事)。ニーチェ「足下を掘れ,そこに泉あり」(与えられた仕事を一生懸命すれば,得られるものがある。人のことばかり気にすると,見失う)という話でした。

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    生徒指導部から。オリンピック出場の中学生・高校生の話。3年生は昨年度より欠席等減ったとのこと。2年生が欠席は一番多くなっている。一方で欠席ゼロの生徒は半分以上いるとのこと。

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    進路指導部から。7月2日サンロイヤルホテルであった,企業との情報交換会で,企業の方から話を聞いた。どんな生徒がよいかの質問に,元気な子,まじめな生徒,協調性のある生徒とのこと。協調性とは考えが異なる人と協力できることで,連絡やチームワークで必要なことだ。ほか一般常識で,漢字・計算・時事問題が大事との話でした。

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    最後に保健部から,今年度の保健室利用者は680人(昨年度比+130人)で増えている。鹿児島市の海水浴場の遊泳禁止の話。最近流行のデルタ株は感染力が従来の2倍あるので,気を付けないと行けないとの話でした。

     

     

     

     

     

  • 2021年07月21日(水)

    1学期のクラスマッチです!!

    7月16日(金)

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    今年は,開閉会式を放送で行い,感染対策をとって,行いました。

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